システムエンジニアについて未経験の方からよくある悩みや質問に回答

就職・転職

未経験からシステムエンジニアを目指すとなると、どうしても始めはわからない事だらけですよね?

『直接企業の方に聞くのは気まずい…。』
『だけど、転職エージェントではなくリアルな声を聴きたい。』

そんな方のために今回は未経験だけどシステムエンジニアに興味をもたれた方からよく受ける質問について回答していきたいと思います。
本記事を読んで、頭の中にあるモヤモヤを解消して転職活動、就職活動の励みになれば幸いです。

未経験の方が感じる不安に関連する質問

未経験からでもなれますか?

A. なれます。
2030年には79万人ものIT人材が不足するという経済産業省の発表の通り、システムエンジニアの需要はかなり増えています。どの企業も新卒や経験者にこだわることなく求人をだして人材を確保していく必要があることから、未経験からの転職もチャンスはたくさんあることがわかります。

年齢に上限はありますか?

A. 年齢は問わない
基本的に何歳までが限界という明確な境界線はありません。懸念されるのはスキルレベルであると思いますが、システムエンジニアのベーススキルは今や様々な媒体から取得できます。勉強意欲が高い人はそこで地盤を固めたうえで、実際の業務スキルを上乗せしていくというステップを踏めば、努力次第ではすぐに重要戦力レベルまでスキルアップは可能です。
強いて言えば20代までに転職することをおすすめします。理由は自分の年齢が高ければ高いほど、業務を教わることが難しくなっていきます。しかし、これは自分より年齢が下の上司が指導をしにくいという心理が影響する理由のため、自らどんどん質問しにいける人であればそれほど高い壁ではありません。

転職かフリーランスどちらを選択すべきですか?

A. 年齢は問わない
未経験からシステムエンジニアを目指す場合は、転職一択です。企業はフリーランス人材に対し、即戦力で活躍してくれることを求めます。基本的に業務に対して専門的なスキルが備わっていることと経験が重要視されるため、未経験エンジニアであると仕事をもらうことが難しくなってしまいます。そのため、『私はフリーランスエンジニアになりたいんだ!』という志がある方も、企業に勤めて経験を得たのちにフリーランスを目指すことをおススメします。

前職はどんな人がいるか?

A. 板前、IT関連のオペレータ、保険会社の営業職
私が働いている職場でパッと思い浮かぶだけでも、幅広い前職の方がいます。板前と聞いたときはかなり驚きましたが、その方も30歳代前半で未経験から転職し今では担当部署から重宝されるまでの有識者になり活躍を続けています。IT業界とゆかりのなかった職人さんからでも、システムエンジニアとして活躍するチャンスはあるんだと証明してくれていますね。

テレワークはできますか?頻度はどのくらい?

A. できます。頻度は週2~3回
システムエンジニアの仕事は基本的に会社のネットワークにアクセスできる環境を整備して、セキュリティポリシーに抵触しない範囲であれば大方の業務がこなせるため、テレワークはほとんどの会社で可能です。会社の意向でテレワークを導入していないことや出社が推奨されることもありますので、事前にリサーチはしておくとよいでしょう。
また役割によってテレワークができる頻度が変わることがあるのでそこは注意しましょう。以下にテレワークの頻度が比較的に多い役割と少ない役割の例を挙げておきますね。

テレワーク頻度が多い役割(週3回以上)

・アプリケーション開発担当

テレワーク頻度が少ない役割(週2回以下)

・システム保守、運用担当
・ネットワーク系のシステムエンジニア(ネットワークエンジニア)
・インフラ系のシステムエンジニア(インフラエンジニア)
・システムオペレータ
・社内SE

 

プログラミングって難しい?向き不向きはありますか?

A. 難しいです。論理思考型のほうが向いている
未経験から会社が提供しているようなシステムの機能をお客さんが指定する期間でプログラミングするのは、難しいというかほぼ不可能でしょう。勉強をして経験を積めば設計書通りの機能をプログラミングすることは誰でもできるようになりますが、求められるITサービスの品質が上がっていくにつれ難易度の上限は果てしなくあがり続けるでしょう。なのでどこまでいってもプログラミングは難しいが適切な回答ですね。
一般に論理的思考型の方がプログラミングは向いているとされます。努力により論理的思考は身につくとも言われますが、自分の周りの優秀なプログラマーの方で直感的な思考が強い人は確かに少ないと思います。

システムエンジニアになる前の準備についての質問

勉強しておいた方が良いことはありますか?

A. ITパスポートか基本情報技術者の試験対策
「ITパスポート」はIT業界における一般常識レベルの知識の習得が必要となる資格です。このレベルに到達しない事にはシステムエンジニアを目指すことはかなり難しいので不安な人はまずはこの資格取得を目指して勉強しましょう。
そしてできるのであれば、ITパスポートの上位資格「基本情報技術者」の勉強と資格取得をしておくとよいでしょう。
他の記事でも紹介していますが、未経験の方にはとりあえずITの基礎を浅く広く知識をつけておくべきです。上記2つの資格対策はシステムエンジニアになるための基礎を作るのにもってこいの勉強になります。

 

読んでおくべき本、教材はありますか?

A. 「SEの基本」
とりあえず、この本を読んでおけばシステムエンジニアの仕事の全体像や社会における役割、必要なスキルの概要を把握できます。未経験の方にはぜひおすすめしたい本です。

SEの基本(Amazon)

プログラム言語を少し勉強しようとしているが、何を学んでおけば良いですか?

A. Pythonをおすすめします。
プログラミング言語の中で一般的に人気であるうちの1つなのでこちらを上げました。いけやん的に「Python」を推す理由は以下の3つになります。

  • 業界内で需要が高まっている自動化技術やデータサイエンスに精通している言語であること
  • シンプルで初心者でも学びやすい
  • サンプルコードがネットにたくさんあがっていているかつ、面白い

まとめ

いかがでしたしょうか?本記事を読んでいただき、システムエンジニアに興味あるけど懸念していた疑問やモヤモヤが少しでも解消していただければ嬉しいです。本記事では転職相談でよくある質問や未経験でぶつかるであろう壁について紹介しましたが、実際にシステムエンジニアに必要なスキルをまとめている記事もありますので、ぜひ以下リンクから覗いてみてください!

 

いけやん

いけやん

現役システムエンジニアのいけやんです。 駆け出しシステムエンジニアやIT業界に転職を考えている方のために有力な情報発信をしていきます!

関連記事

特集記事

コメント

この記事へのコメントはありません。

TOP