システムエンジニアが持っておくべきマインドとは?現役SEが詳しく解説

マインドセット

新人の業務説明会をしていた際、私はこのような質問をうけたことがあります。

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システムエンジニアにとって大事な心得は何でしょうか?

その場では時間が取れずありきたりな回答となってしまいましたが、改めて振り返ると、システムエンジニアとして働くにはマインドセットがその後の成長や仕事の楽しさに繋がっていくと思いました。
今回は、現役システムエンジニアの私いけやんがシステムエンジニアに求められるマインドについて詳しく解説していきますので、ぜひご覧になってください!

システムエンジニアに求められるマインド

なりたい像を描く

「どんなエンジニアになりたいか」
これを意識することが重要です。
システムエンジニアの仕事はチーム単位で活動することがほとんどで、ひとりひとりに役割が与えられます。
自分はその中でどのような役割で力を発揮するかを考えながら、「なりたい像」というのを意識します。
例えば、人とのコミュニケーションが得意ならチーム管理やコミュニケーション改善に取り組む。
技術に自身があるなら、システム設計やプログラミングでチームに貢献していく。
このように、自分の強みが何なのかどのようなことで活躍したいのかを明確にしていくことで、仕事をするのが楽しくなりますしキャリアップにも繋げることができるのです。

チームで仕事を回していく

上述していますが、システムエンジニアの仕事はチームで行われます。
どんなに優秀な人が1人いても、チーム力を発揮できなければプロジェクトが成功することはほとんどありません。
チーム全体の教育によるスキルの底上げやモチベーション管理、コミュニケーションの活性化、タスクの負荷分散などが必要になります。
しかし、意外とわかっていても個人プレイが目立つ人やそのためにプロジェクトがうまく進んでいないという事例を何個も見たことがあります。
まずは「自分はチームの一員でチームで仕事をしているんだ」という意識づけをしておくことが重要です。

地道にスキルをつける

IT技術は一朝一夕で身につくようなものではなく、知識の積み重ねや業務を経験することで初めて自分のスキルへと定着していきます。
短期間で知識を詰め込む集中力も大事な場面もありますが、どちらかというと継続して着実に知識や業務スキルをつける方が優秀なシステムエンジニアになる近道です。
急がば回れという考え方はシステムエンジニアにはとても重要なマインドになります。

成果物が誰に見られているかを意識する

同僚でもそれぞれ得意分野が異なり、立場が上の方でも特定の分野では自分の方が知識があるケースもかなり多いです。
設計書や手順書、提案書など成果物を誰に見てもらうかを想定した記述を意識しないと受け取った相手に理解してもらえないこともあります。
多くの人が連携を取りシステムを作っていくのがシステムエンジニアの仕事であるため、言葉だけではなく成果物を通したコミュニケーションを効率化していくことが重要です。

相手に期待しない

スキルだけでなく考え方の違いも成果物のクオリティに反映されやすいため、誰かに仕事を依頼しても100%自分が求めるものが返ってくることはほとんどないと考えた方が良いです。
相手に期待する分、ストレスがかかり相手に伝わればチームワークにも支障をきたします。
仕事を依頼する際は失敗ありきで構えたり、時にはフォローをしてあげたりすることが必要です。

しっかり休む

脳を休める

PCの画面を見て作業することが多く、オンラインでの業務が可能で移動時間が少ないことなどの要因が重なり、就業時間中は脳がフル稼働になります。
時間をかけて成果を生み出すことも時には重要ですが、クリエイティビティな仕事をするときは時間よりもいかに高パフォーマンスを発揮できるかが重要な場面もあります。
そのような時は、しっかりと休息を取りクリアな脳で仕事をすることをおすすめします。

体を休める

また力仕事はありませんが、同じ姿勢で長時間仕事をすることもあるので体への負担は意外と大きいものです。
適度に休憩をいれたり、整体へ通うなど自主的にメンテナンスをすることで身体の健康維持にもつながります。

心を休める

システムエンジニアの仕事は他の業種と比べて、細かいタスク単位で進捗管理がされます。
少なからず、決められた納期の中で成果を出さなければならないというプレッシャーを抱えながら仕事をすることになります。
また、チーム単位で仕事をすることがほとんどなので人間関係によって生じるストレスも溜まってきてしまいます。
上記のようなストレスを発散できないとうつ病など精神的苦痛が要因となる病に侵されてしまうので、スポーツやゲームなどの趣味でリフレッシュする機会を設けることも重要なのです。

まとめ

いかがでしたでしょうか?
もしシステムエンジニアとしての第一歩を踏み出そうとしている方、伸び悩んでいる方にこの記事を読んでいただけたのなら今回紹介した中の1つでも意識して仕事に取り組んでみてほしいです。
仕事に対する考え方やモチベーション、自身の成長などあらゆる要素に良い変化を与えてくれるでしょう!

本記事以外にもシステムエンジニアに関する記事を上げていますので、興味をもっていただけたら、ぜひ覗いてみてください!

いけやん

いけやん

現役システムエンジニアのいけやんです。 駆け出しシステムエンジニアやIT業界に転職を考えている方のために有力な情報発信をしていきます!

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