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”現役システムエンジニアの体験談”では現役システムエンジニアの私「いけやん」の実体験に基づくエピソードを紹介しています。
システムエンジニアに興味のある方は、ぜひ覗いてみてください!
今回は、私が新人の頃、あるベテランプログラマーにこっぴどく叱られた話をします。
目次
プログラマーに激怒された話について
新人エンジニア「いけやん」小さな案件を任される
新人研修後に配属されたチームである程度、経験を積みついに小規模な改善案件の担当に任命されました。
本当に小規模な案件であったため、参加メンバーは私と私のOJTと管理者の方、そして私の指揮下にはベテランのプログラマー(Aさん)という体制で進めることになりました。
<主な登場人物>
・いけやん
・いけやんのOJT担当
・ベテランプログラマーAさん
意外と順調:今まで身につけたスキルを発揮
初めての案件ではありましたが、OJT担当にフォローをしてもらいながらスケジュールの作成や要件や情報の収集を何とかこなすことができていました。
丁寧な仕事の進め方を評価され、ほめてもらう事もしばしば。
始めは、めちゃくちゃ不安だったけど割とうまくいってるぞ!!
初めての案件のスタートは順調なものでした。
困った:対応案が見つからない
始めのスタートは順調だったものの、やはりそんな甘くないのが世の常。
システムの一部機能の性能改善の対応案をいくつか出し、お客さんに提示しないといけませんでしたが、知識不足のためもはや手詰まり状態。
とりあえず、Aさんに聞いてみればいいんじゃない?
OJT担当がそう助言をくれたのでいくつか案を携えて、Aさんに相談をもちかけることにしました。
修羅場:ベテランプログラマーさんがまさかの激怒
私は、対応案検討のためOJT担当とAさんと案件の管理者を招集し、打ち合わせを開催しました。
たたき台として作ってきた対応案とメリットデメリットを並べていく途中で、Aさんの横入が入りました。
その根拠って何?○○の設計書読んでみたの?
いえ、まだです。たたき台なので自分の知識の中で思い浮かぶものを選定しています。
下調べしたうえで対応案を持ってくるのが普通ですよね?そういうことしているから、いつもトラブル引き起こすんでしょうが!!
若手であった自分をOJT担当や管理者がフォローしてくれましたが、Aさんの怒りは収まらず火に油を注ぐかたちとなり、結局何も決まらないまま打ち合わせは時間切れで終了になりました。
正直、過去のトラブルも知らない右も左もわからない当時の私にとっては、起こっていることがよくわからずその時が過ぎるのを待っているだけでした。
打ち合わせが終わった後も、しっかり準備してくればよかった、でも若手だからしょうがなくないか?、なんでそんなに怒るの?、OJT担当や管理者に迷惑かけてしまったなどいろんな感情が巡り、凹みモードに。
周りからは『あの人たまにあ~なるから。どんまい、次頑張れ!』と励ましの言葉をかけてもらいましたが、すぐに立ち直ることはできずにいました。
担当から外される
Aさん大激怒事件の翌日、私は案件の担当からはずされることになりました。自分のスキルや準備や足りないがゆえの結果だという事はわかっていたので、『もう、しょうがないか』という感じでした。
その案件は先輩の方に担当が移り(私はサポート役に回り)、無事解決しました。
自分が調査に何時間もかけていたものに対して、さっと1時間足らずで処理されているのを目の当たりにして追い打ちをかけらましたが、とりあえずホッとしたのを覚えています。
ちなみに、その後もAさんとはぎくしゃくすることなく普段通り仕事していました。関係が悪くなることはなかったのが幸いでした。
今では
数年が経過した現在は、同じ土俵で仕事をこなすことができるようになりました。
助けてもらうことはたくさんありますが、自分の方がスキルや知識があるものはAさんの作業のサポートに入ることもあります。
Aさんに対して、今でも正直苦手意識がありますが…、今となってはあの出来事が自分の成長の糧になっているので、Aさんにはとても感謝しています。
Aさんの方はもう忘れているかもしれませんね(笑)
最後に
IT業界って本当にいろんな人がいて面白いなと感じる反面、そのような人たちと仕事をする難しさも感じます。
特に、頑固 × ベテラン × 有識者 は特に手ごわいです(笑)
語弊があるかもしれませんが、「自分より下」と認定されたら全然指示通りに動いてくれなかったり、話すら聞いてくれなかったりすることもありますからね。
システムエンジニアとしてはいかにしてこのような人をコントロールしてうまく仕事をしていくかが重要なことであり与えられた役割です。
自分はまだまだな部分があるので、よりいっそ精進したいところです!
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