「運用保守エンジニアのやりがいって何なのか?」
どうも、5年以上運用保守エンジニアとして従事しております、いけやんです。
仕事を選ぶ軸は、給料やワークライフバランス、福利厚生など様々です。
その中でも「やりがい」を重視する方が最近ではかなり増えてきた気がします。
そこで今回は、運用保守エンジニアのやりがいについて、私の経験談や仕事仲間の声を紹介していこうと思います。
ITエンジニアを転職や就活の視野に入れている方には、仕事選びの軸の参考にして頂ければと思います。
すでに運用保守エンジニアとして働き始めている同志の方々には、モチベーション向上の種になれば幸いです。
目次
社会的影響に関するやりがい
人々の生活を支えている
ITシステムは私たちの生活に強く根付いており、切り離すことができない存在になりました。
システムが正常に動作して不便なく生活できている裏には、運用保守エンジニアの仕事が必要不可欠です。
自分たちが行っている仕事一つ一つが、社会を支えているという実感がやりがいに直結してきます。
仕事を淡々とこなしていると、やりがいも感じづらくなることもありますが、家族や友人が自分の担当しているシステムを利用していると自分の仕事に誇りが持てます。
たま~に、自慢げに『このシステムは自分たちが運用保守しているんだよ。』と友人に伝えたときのリアクションを自分のモチベーション向上につなげたりもしています(笑)
常に注目される分野であること
少し前までは、『ITって注目されているけど、あまり何やっているかわからない。』というイメージが強かったため、ITエンジニアと名乗ると『流行りのやつね~』くらいの印象でした。
しかし、何か技術的な発展が生まれる陰には、ITシステムが密接にかかわっていることが多く、メディアでも大きく取り上げられる現状では、「IT」が「時代の最先端」であるというイメージが世の中に浸透しました。
今ではITエンジニアと名乗ると、業界未経験の方からも、自分の仕事について興味を持って質問してくることがかなり増えました。
個人的にはこういった注目度的なものもやりがいに大きく影響しています。
業務特性に関するやりがい
火消し役としてヒーローに
システム障害が発生すると、お客様やユーザに迷惑をかけ怒られるとかネガティブなイメージが強いと思いますが、意外と障害対応にもやりがいがあると感じる方は多くいます。
障害が発生している原因を早期に突き止め、迅速な対応で復旧させることができると一躍ヒーローとなり、それがやりがいに感じるのです。
むしろお客様に感謝されることも珍しくはありません。
(もちろん自分のミスで起きた障害の時はかなりヘコみますが…。)
言葉を選ばずに言うと、障害対応のトラブルシューティングをしている時は、間違い探しやゲームをしている感覚になることがあります。
ストレスになる方も多い反面、私自身はこの緊迫したトラブルシューティングにやりがいを感じることもありますね。
どんなにすごい人たちが作ったシステムでもバグや異常事態はつきものであることを認識しておくと、ネガティブ思考(お客様に怒られる)からプラス思考(楽しい、やりがい)に変わりやすくなると私は思います。
チームワークの喜びと一体感
運用保守エンジニアは一人で仕事を回すことがほとんどなく、基本的にはチームで運営されます。
基本的なチーム管理の一環として行う、チームワークからもやりがいはもちろん感じられます。
ですが、個人的にやりがいに繋がっていると強く感じるのは、もっと細かいコミュニケーションです。
運用保守エンジニアの仕事は、誰かに教える、教えられる、業務を引き継ぎするという場面がかなり多いという特徴があります。
このような業務特性により、誰かから感謝される機会が増えて、おのずとやりがいに繋がっていくのです。
自己成長に関するやりがい
ITの幅広な技術を取得
運用保守エンジニアはIT技術について幅広く触れるという特徴があります。
視野を広くして、常に勉強を続ける必要がありますが、それによって得られるスキルや知識が自己成長として明確になり、やりがいにつながるのです。
2,3年も勤めると得られた知識はかなり増え、後任者や新人に頼られたり、自分自身の視野が広がり新たな挑戦を始めることもできたりしているため、やりがいも右肩上がりに増していくと思います。
まとめ
今回は、運用保守エンジニアのやりがいについて、現役で仕事に携わっている私いけやんが日々感じていること、仕事仲間から聞いた情報をまとめてみました。
もし、皆さんが求めているやりがいとマッチしたのであれば、企業説明会や転職・就活エージェントから情報を集めてみてはいかがでしょうか?
運用保守エンジニアの仕事について詳しく知りたい方は以下の記事をご覧になってください!
仕事の詳細や、とある一日スケジュール例の紹介を通して運用保守エンジニアとして働くイメージが湧くような記事となっております。
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