運用保守エンジニアになるには?ルートや注意点について解説

仕事内容や特徴

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IT業界で活躍する多くの職種の中でも、運用保守エンジニアはシステムの安定稼働を支える重要なポジションです。
未経験からでも目指しやすい職種として注目されており、IT初心者の方にとって最初の一歩を踏み出すのに適しています。
この記事では、運用保守エンジニアになるための具体的な方法を紹介し、未経験者でも安心して挑戦できるルートをご案内します。

IT未経験から運用保守エンジニアになるルート

スクールや講座を活用

働く前にしっかり基盤づくりをしたい方におすすめのルートです。
基本的なスキルから実務レベルに近いスキルまで勉強でき、手堅くいくならスクールに通うのが一番でしょう。

現時点(2024年11月)で私の調べた感覚での主流講座は「プログラミング」、「クラウド」、「Web」でした。
運用保守エンジニアを視野に入れるのであれば、クラウドやインフラエンジニアというキーワードが入っている講座を受講するのが良いかなと思います。

また、一部のスクールでは就職支援サービスが用意されており、卒業後に求人紹介を受けられる場合があります。
費用はかかるものの、短期間でのスキル習得と就職支援を同時に受けられるメリットがあります。

アルバイトやサポートデスクからのキャリアアップ

未経験者が始めやすいもう一つのルートが、IT関連のアルバイトやサポートデスク業務です。

ヘルプデスク業務:ユーザーからの問い合わせに対応窓口を行う
オペレータ: データ入力やシステム監視などを行う

これらの業務はマニュアルが用意されていて、その通りに業務を遂行すればよいので未経験の方にとってもハードルは高くありません。
ITシステムの根幹部分に触れることができるため経験を積むにはうってつけで、運用保守エンジニアを目指すにはうってつけのお仕事なのです。
私の同期入社の仲間にも大学生のアルバイトでヘルプデスクを経験してきた方がいますが、現場の業務を知っている分、他の未経験者と比べてスキル面で大きなアドバンテージがありました。

派遣・SESとして経験を積む

IT未経験から運用保守エンジニアを目指す場合、派遣やSES(システムエンジニアリングサービス)としてスタートするルートも1つの選択肢です。
未経験OKの求人が多く、特に以下のような業務から始めることが一般的です。

運用監視業務::システムやサーバーの状態を監視し、異常があれば報告する。
簡単なトラブル対応: 既定の手順に沿って問題を解決する初歩的な対応。

派遣やSESとして経験を積むことで、実務を通じてITの基礎知識や業務フローを学べます。
サポートデスクに比べて作業責任範囲が広くなることはありますが、契約形態上、短いスパンで様々な現場や職種への挑戦がしやすいというメリットがあリます。
派遣やSESで働いていたら、常駐先のお偉いさんに気に入られそのまま正規雇用みたいな話もあるあるですね。

転職エージェントを活用する

そして最も王道な方法は転職エージェントの活用です。
運用保守エンジニアはIT業種の中でも、未経験からスタートしやすい職種のため、個人的には全くの未経験からでも問題ないと思っています。
未経験からの場合は、少なくてもITの基礎やパソコン操作は独学でもいいので勉強しておくことをおススメします。

転職時、求人を探す際のポイント

本セクションでは最終的に運用保守エンジニアとして働く企業を探す際に重要なポイントを解説していきます。

未経験歓迎の企業を選ぶこと

近年ではITの人材不足をうけて、未経験者を積極的に採用する企業が増えてきた一方、条件に業界経験者であることや特定技術のスキルが求められる場合もあります。
自身の目で探す際は、未経験を受け入れている会社なのかという点はチェックしておきましょう。
IT未経験でも、英語や営業など前職で養われたスキルを重視する企業もあるので、求人情報に記載があれば自分とマッチしているのか確かめるとよいです。

教育制度(OJT)の有無

入社後に教育を受けられるのかを確認することは未経験者にとっては重要なポイントになります。
OJTや数日間の研修がある企業だと、転職後も安心ですよね。
企業の中には研修制度が充実しているところもありますが、未経験者にとっては自分が数ある研修からどれを受講すればよいのか選ぶのも一苦労であるため、受け入れ時の教育制度があるか?という点に着目すると良いと思います。

コミュニティやイベントで情報収集

IT業界では、コミュニティや勉強会に参加して情報収集を行うのが非常に有効です。
業界の最新トレンドを知るだけでなく、人脈を広げたり、現場のリアルな声を聞ける機会となります。
ただし、参加にあたってはいくつかの注意事項を押さえておきましょう。

コミュニティ参加の注意事項

1. 情報の正確性を確認する
コミュニティ内で得られる情報は、時に個人的な意見や経験に基づいたものが含まれます。
すべてを鵜呑みにせず、公式情報や複数の意見を比較して正確性を確認する姿勢が重要です。

2. プライバシーに配慮する
特にSNSやオンラインイベントでは、自分の個人情報を過剰に共有しないよう注意してください。
名前や勤務地、詳細なプロジェクト内容などの共有は控えるのが無難です。

3. ネットワークを活用する際の礼儀
他の参加者とつながる際は、無理に関係を迫らず、適切な距離感を保つことが大切です。
仕事の紹介や技術サポートをお願いする場合は、相手の負担にならないよう丁寧に依頼しましょう。

4. 信頼できるコミュニティを選ぶ
オープンな場には、稀に勧誘目的や営利的な活動を行う参加者が含まれる場合があります。
公式のIT団体や評判の高いコミュニティに参加することで、こうしたリスクを回避できます。

まとめ

運用保守エンジニアへのなり方についてイメージを掴んでいただけましたでしょうか?

最後に運用保守エンジニアへのルートを以下の表にまとめておきますので復習としてお使いください。

ルート 難易度 初期コスト 期間の目安 習得スキル 就職しやすさ 備考
スクール ★★☆☆☆ 無料~低 6ヶ月~1年 実務経験 高い 未経験OK求人が多い。
入門向けスクール ★★☆☆☆ 高い 3ヶ月~6ヶ月 IT基礎知識 高い コストは高いが支援充実。
サポートデスク/ヘルプデスク ★☆☆☆☆ 無料 1年~2年 ユーザー対応 中程度 転職まで時間がかかる。
転職エージェントの活用 ★☆☆☆☆ 無料 1ヶ月~3ヶ月 高い 最短ルートだが、能動的な勉強が求められる。

本記事以外にも、現役エンジニアの視点から運用保守エンジニアの情報をまとめています。
運用保守エンジニアを転職先の候補として考えている方は、以下にリンクを貼っておきますので、ぜひご覧になってください!

いけやん

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現役システムエンジニアのいけやんです。 駆け出しシステムエンジニアやIT業界に転職を考えている方のために有力な情報発信をしていきます!

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いけやん

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