初心者向け生成AI用語集:用語の種類と意味を簡単解説

生成AI

 本ページはプロモーションが含まれています。

  • 業務効率化のため生成AIの導入を考えている方
  • 個人で生成AIの使い方を模索していこうと考えている方
  • 初心者だけど生成AIについて学んでみたい方

本記事はこのような方向けに作成いたしました。

業務の効率化を大きく助けてくれる、生成AI。
生成AIを導入していく、もしくは使い方をこれから模索しようとする中で、必要最低限の用語とその意味について解説していきます。

本記事を読むことのメリット

 用語を知ることで生成AIについての理解のスピードが上がる
 生成AIの仕組みについて理解が深まり、活用イメージが湧く
 会社の仲間や経営層に一目置かれる

 

カテゴリ別 生成AI用語集

仕組み編

https://ikeyan-kb-blog.com/wp-content/uploads/2022/11/IMG_1782-300x300.jpg

仕組み編では生成AIにおける仕組みの概要を知るために必要な用語をピックアップしました!

生成AI (Generative AI)

コンピュータが文章や画像、音声などをあたかも作り出したかのようなクオリティで生み出す技術です。
人間が受け取った情報をもとにどこに着目し、何を考えて、どのようなものをアウトプットするかという思考を模倣し、再現していくのです。

生成モデル

生成モデルは生成AIの思考の核となるモノ、人間で言う脳みそです。
生成AIが外部からインプットした情報をもとに、アウトプットをするまでに行う思考の型です。
エンジニアは、人間の思考をアルゴリズム(めっちゃ複雑な計算式)に置き換えることにより生成モデルを作ります。

現在は多種多様な生成AIが存在していると思いますが、それぞれ独自の生成モデルを使用しているため得意分野が異なります。
人間にも「国語が得意、美術が得意」と、様々な人がいるように、生成AIモデルも文章作成や画像生成など何かに特化するように作られることが多いです。
なんでもこなしてしまう、出木杉くんのような生成AIサービスもありますが…。

識別モデル または、判別モデル

生成AIに直接つながる単語ではありませんが、生成モデルと混同してしまう方が多い用語です。

識別モデルも生成モデル同様にインプットからアウトプットを生む出すための、脳みそのようなものです。
ただ、識別モデルは名前の通り、インプットに対して分類を行う技術です。

識別モデルと生成モデルの違い
  • 識別モデル・・・何かを分類する技術 (例:犬と猫の写真を見分ける)
  • 生成モデル・・・何かを生成する技術 (例:犬の特徴を説明する、猫の絵を描くなど)

 

 

データセット

生成モデルのトレーニングや評価に使用されるデータの集合のことです。

生成モデルもただ作った時点では生まれた赤ん坊同然です。
人間が教科書や参考書をもとに教育を受けるように、生成モデルに大量のデータを与え学習させます。
そして人間が期末テストを受けるように、生成AIがアウトプットしたものに対し、データを照らし合わせて精度を評価します。
この学習からテスト、評価に至るまでに必要な大量のデータの集合体をデータセットと呼ぶのです。

トレーニング または、学習

生成モデルがデータからパターンを学習するプロセス。
上述していますが、生成モデルの精度を高めるにはデータセットを用いたトレーニング(学習)が必要になります。
トレーニングの種類は大きく、「教師あり学習」「教師なし学習」「強化学習」の3つにわけられます。
より詳しく知りたい方は以下の記事をご覧になってみてください!

 

モデル評価

トレーニングされた生成モデルの性能を評価するプロセス。
トレーニング後に生成モデルが性能がどこまで上がったか、サービスとして提供できる状態になったかの判断を行うためのテストを行います。
この結果、性能が良くない場合は、データセットを変更して追加トレーニングを行ったり、生成モデルの見直しをする必要があります。

利用者の目線編

https://ikeyan-kb-blog.com/wp-content/uploads/2022/11/IMG_1782-300x300.jpg

利用者の目線編では、生成AIについて利用者の立場で知っておきたい用語をピックアップしました!

プロンプト

生成AIにおけるプロンプトとは、生成AIを利用する側が与えるインプットのことを指します。
つまり、「猫の絵を書け」などの生成AIへ指示すること=プロンプトです。
プロンプトを工夫することで生成AIの回答精度が上がることがわかっており、このプロンプトを最適化する人(それを生業とする人)をプロンプトエンジニアと言ったりします。
実際に生成AIを使ってみるにとても有効なプロンプトのテンプレートがまとめられているサイトがありますので、以下にサイトリンクを貼っておきますね。
私の会社の同僚中でも、おススメとして紹介されていました。← かなり使えます。

プロンプト集のリンク

ChatGPTなどで使える文例集

 

 

ハルシネーション

生成AIが事実と異なる情報を生成する現象です。
生成モデルのトレーニング不足や性能の限界が原因で発生する問題になります。
生成AIによる文章生成では、聞かれた質問に対しテキストベースで生成AIが回答を作ってくれますが、100%正しい情報が返ってくるとは限らないのが現状です。
個人が間違った情報を正しい情報と認識してしまう問題もありますが、それが拡散されて大規模な混乱を招く可能性がありかなり危険視されています。

まとめ

今回は初心者向けとして用語を紹介してきました。
『初めて知る単語がいくつかあった!』という方は、今回学んだ内容をしっかり落とし込んでいきましょう!
『全部すでに知っていたよ!』という方は、中級編も準備中ですので乞うご期待!

本記事以外にも生成AIに関する記事がありますので、ぜひご覧になってみてください!

いけやん

いけやん

現役システムエンジニアのいけやんです。 駆け出しシステムエンジニアやIT業界に転職を考えている方のために有力な情報発信をしていきます!

関連記事

特集記事

コメント

この記事へのコメントはありません。

いけやん

いけやん

現役システムエンジニアのいけやんです。 このブログは駆け出しシステムエンジニアやIT業界に転職を考えている方のために有力な情報発信をしていきます!

にほんブログ村

TOP
CLOSE