テレワークのサボり癖は治せる?効果的な対策について実体験から解説

仕事効率化

2020年のコロナ蔓延以降、テレワークの推進が急速に進んでいます。新しい働き方に苦戦した結果、テレワークを実施して成功する企業とそうでない企業が2極化してしまいました。テレワーク推進に失敗してしまう大きな原因として「サボり」があげられます。今回は私「いけやん」がシステムエンジニアとしてテレワークを実施する中で部下、自分自身の「サボり」をどのように改善したか、効果のあった方法について解説していきます。

自分のサボりを改善させる方法

スマホを自分のデスクに置かない

テレワークという周囲の人から監視されないという状況下において、スマホはさぼりを促す一番の要因となるモノです。特に意味ははないけどSNSを見たり、LINEを確認したりして仕事に集中できなくなってしまい、結果仕事をサボるようになっていきます。この問題の怖いところとして、このサボり癖がつくとどんなに真面目な人にでも自制心だけではどうにもならないという点になります。この問題の対策として一番効果的なのはスマホをなるべく仕事をしている環境から離すことです。仕事をしている部屋と違う場所にスマホを置いておくだけでスマホを見ることが手間になり必然的にスマホを見る回数が減らせます。どうしても仕事上、スマホが必要な人は必要な連絡以外は通知を画面に表示させない設定をする、画面側を下に向けておく、デスクの遠いところにおいておくだけでも多少の効果があるのでぜひ実践してみてください。

サボる時間を作る

サボりを改善するにはまずボりの時間」を明確に作ってあげることが重要です。矛盾していることを言っているように聞こえるかもしれませんが明確な理由があります。テレワークをしているときにものすごい疲労感に襲われてその反動でサボり衝動に駆られてしまう人は休憩時間をうまく取れていない可能性があります。出社時は周囲の人と雑談をすることで意図せず生まれていた休憩時間が、テレワークをすることでなくなってしまい休憩をとることを忘れてしまうのです。そのため、自分でいつ休憩を取るのかを明確に決め、必ずその時間になったら体を動かしたり、少し外に出てみたりして気分をリフレッシュさせてあげてください。休憩を上手に取るのは悪いことではなくむしろ大事な仕事となります。

自分のタスクを共有する

本記事を読んでくださっているという事は、『上司に見られてないから、少しくらいサボっても大丈夫…。』と思ってしまうことがたまにあるのではないでしょうか?私自身もそのような心理が働くことがあります。ただし、その少しくらいという甘えが後々、罪悪感という形で残ってしまい精神的な苦痛を伴うというのもテレワークならではの悩みの一つだと思います。その際は思い切って上司や同僚にその日に実施予定のタスクを共有し、やらざるを得ない状況を作りましょう。そんなことしてプレッシャーに感じるのでは?と疑問に思うかもしれませんが、サボりにサボった後の罪悪感に比べればなんてことありません。タスクを共有して実施できなかった際に上司に『なぜ、この仕事終わっていないんだ』と言われるのであれば、そんな環境からは抜け出して転職することをおすすめします。(冗談ではなく真面目に言っています。)

部下のサボりを改善させる方法

コミュニケーションルールを決めておく

部下が明らかにサボっていることが分かってもその点を注意したり叱ったりするのはあまり効果がありません。元より出社時もサボるような人ならまだしもテレワークになってからサボるようになってしまったパターンは管理側の責任の場合があります。そこでまず始めに実施すべきなのかコミュニケーションのルール決めです。そのルールというのが会話の内容ごとに使用するツールを決めるという事になります。出社時できていたちょっとした内容をすぐそばにいる人に聞くというコミュニケーションができないことで仕事が進まず、モチベーションが下がりサボりにつながるというケースがテレワークにおいては散見されているようです。
具体的に私が部下の間でのテレワーク時におけるコミュニケーションルールの一部を紹介するので、よろしければ参考にしてみてください。このような取り決めをしてあげることによって、私の部下からも無駄な気遣いがなくなり効率が上がったと好評価を頂けました。

部下とのコミュニケーションルール

・業務が滞ってしまう内容はチャットやLINEを送って即解決する
・文面で伝えるより言葉や画面共有で伝えた方が早いと判断したら、オンライン会議ツールを使用する(Zoomなど)
・業務的な優先度が低い内容はメールでやり取りする

 

1日のゴールの明確化

1日仕事をする中で、業務開始時に部下のタスクとその日のゴールを明確にして、定時付近に進捗状況の確認を共有を行ってください。上記で説明したタスクの共有と重複しますが、個人と上司の立場でのアプローチの仕方は異なることに注意いただきたいです。もちろんタスクとその日のゴールを共有することで強制力を働かせることは目的の内ですが、部下にプレッシャーをかけることが目的ではありません。例えば定時付近報告でに部下のタスクの進捗が芳しくなかった場合はどのようにしたらよいのかを考えるなどのフォローをして部下が悩みを抱え込まないようにしてあげるという事がこの対策の本質にあります。悩みを抱えた部下が振り切ってサボりだすならまだマシな方で、うつ病などを発症させてしまうという最悪な道をたどらないようにするためには必要な考え方になります。

まとめ

いかがでしたでしょうか?テレワークは業務効率をあげることや、個人において最適なワークライフバランスを確立させることにおいて重要な働き方の選択肢の1つです。ただその裏には課題が山積みです。今回は「サボり」を改善するというテーマで解説していきました。本記事の内容が皆さんの悩みを解決できれば、とても幸いです。実際に私が経験してきた中でベストな方法を書き上げましたので、まずは実践してみてください!

いけやん

いけやん

現役システムエンジニアのいけやんです。 駆け出しシステムエンジニアやIT業界に転職を考えている方のために有力な情報発信をしていきます!

関連記事

特集記事

コメント

この記事へのコメントはありません。

TOP